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工学部情報知能工学科 H・Hくん


キーワード

#洲本高校出身 #ボート部 #ゲーム会社志望 #プログラミング #工学部



内容項目


プロフィール
  • 出身高校

 県立洲本高校(兵庫県洲本市)理系


→トップ層のずば抜けた数名は東大・京大、次点の10人以下が阪大・神大・地方医学部へ行きます 

  • 家族構成

四国の教育系の大学に通う3つ上の姉

  • 部活

ボート部(3年の6月まで、部活動は週6回) 

五年連続インターハイ出場の強豪だったが、私の代でストップしてしまった…

  • 勉強に関するエピソード

 部活でスタートが遅れ、第三回全統模試で580点…やばいと感じた。しかし、勉強を理由に部活をやめるほど努力していなかった。引退してからは、切り替えができた!

  • 高校時代のエピソード

 部活の先輩が結果を残しているので、プレッシャーもあり、練習がしんどかった。半日練習して疲れて半日寝るみたいな生活もあった。

  • 高校時代の夢

 ゲームを作る人、任天堂に入りたい

  • 高校時代最も頑張ったこと

 部活!!



夢を叶えるには理系

 本当は文系科目の方が得意でしたが、ゲーム会社に入りたかったので理系を選択しました。やりたいことが決まっていため、迷いはなかったです。2年生のときに文理選択がありましたが、僕は1年生のときから理系と決めていました。



志望校も夢から

 最初から任天堂に入社するために、どの大学にいけばいいかを調べていました。その時にやりたいと思ったことに一番近い大学を探していました。具体的には、任天堂入社実績のある大学です。京都大学や大阪大学など候補に出てきました。また、当時の模試の成績がたまたま良くて、先生におすすめされたのが大阪大学だったので、志望校は大阪大学としていました。


 1年の夏に大阪大学、2年の夏に神戸大学のオープンキャンパスに参加しましたが、正直へぇ~っていう感じであまりピンっとこなかったです。それはとにかく任天堂に入ることを考えていたからです。



高校1・2年のとき

 正直自主的な勉強は基本しておらず、週4回英語と数学の塾に通って勉強し、宿題はあらゆる隙間時間を縫ってこなしていました。


 その塾は高校入学時のパンフレットで存在を知りました。練習がハードなボート部に所属しながら通える塾であり、部活の先輩たちがいると知ったのがきっかけで入塾しました。塾で数学は青チャートを使ってガンガン進めて、学校の勉強が復習になるようにしていました。



大学受験を真剣に考えるようになったきっかけ

 高3の春に友達に授業のない日でも塾に行こうと呼びかけられて、受験ムードが流れ始めたのだと気づきました。完全に周りの雰囲気がそうさせました。しかし、実際に受験勉強に取り組んだのはやはり部活が終わってからでした。



高校1・2年を振り返って

 英単語をしっかりやっていたのがよかったと思っています。2年生の時点で、ターゲット1500を完璧にしていました。長文問題を解くときもそれが役に立ちました。少し文法を復習するだけでよかったので楽でした。

 

 逆にやっておけばよかったと思うのは、隙間時間でもいいから毎日勉強する癖をつけることです。積み重ねが大事だと分かったからです。

 

 後悔しているのはゲームのし過ぎです。部活orゲームみたいな日常でした。



各教科の勉強方法

英語 


「基礎固め」

  • 基礎英語長文問題精講

  • 塾で使ってた文法ワーク

  • ターゲット

  • 英文解釈の技術100

「センター対策」

  • センター過去問

  • 河合塾模試の過去問

  • ビンテージ

「二次・私大対策」

  • やっておきたい長文問題700

  • ポラリス

  • 過去問(神大5年、慶応3年)



数学 


「基礎固め」

  • 青チャート

「センター対策」

  • 過去問と模試で演習

「二次・私大対策」

  • 一対一対応(初めはムズかった)

  • 過去問

  • スタディサプリ(ムズすぎてそこまで活用できなかった)



国語(現代文・古文・漢文)


「基礎固め」

  • マドンナ古文

  • 漢文ヤマのヤマ

「センター対策」

  • 駿台、河合の小さな問題集



化学 


「基礎固め」

  • セミナー化学

「センター対策」

  • 過去問、模試

「二次・私大対策」

  • 重要問題集(これで理科科目は押さえられると評判)

  • 過去問



物理 


「基礎固め」

  • セミナー物理

  • 物理のエッセンス

「センター対策」

  • 過去問、模試

「二次・私大対策」

  • 重要問題集

  • 過去問



地理 


「基礎固め」

  • 学校の地理ワーク

「センター対策」

  • センター試験対応地理ノート(山川)



得意科目のオススメ勉強方法

現代文(センター)


 昔から本を読んでいたからか、苦手意識はなかったです。自分のスタイルを探すことが大事なのではないでしょうか。自分は、問題文にキーワードを作って、キーワードが出てくるまでは流して、キーワードが出てきたら集中。こういった読み解く部分の強弱をつけることが大事だと思いました。時間をたっぷりかけて間違えないことが大事だと思います。



英語


 一日一題は難易度関係なく長文問題を解きました。それで終わりではなく、読み終わった長文を音読し、意味が分かるようにする読解スピードを速めることが大切です。すると読むスピードが速くなります。同じ問題を2,3回読んで、スピードを上げることがまずは必要だと思います。



高校3年の年間勉強スケジュール

 阪大が第一志望で、センター試験比重が低いのでセンターはあまり重視していなかったです。また、基礎をしっかりしていれば、センター試験は解けるだろうと思っていました。そのため、センター対策にかける時間は少なかったです。


 また、強いて言えば数学が苦手でしたが、その前に苦手教科をつくらないようにまんべんなく勉強していくことが大事だと思っています。


 具体的な高3の時の勉強スケジュールは以下の通りです。



勉強計画

 部活を引退してから本格的に計画を立てるようにしていました。1週間の予定を時間まできっちり立てていました。


 例えば、朝8:30~10:00英語、国語、午後は数学、物理、晩に化学、残り余った時間で地理。長くても1教科2時間で配分していました。特に範囲などは決めず、決めた時間でやれるだけやるようにしていました。毎日これをシンプルに続けて、全教科やるようにしていました。そして日付が変わる前に就寝です。

 

 当時は少しでもお昼ご飯が遅れると機嫌が悪くなるほど時間に囚われていました。そこまでしろとは言いません。親には申し訳なかったです…。



受験本番

センター試験結果



 理科科目が手応えがあったのに思ったよりも悪くてショックでした。第一志望は阪大で、センターリサーチの判定はB判定でした。しかし、2次試験の判定(阪大オープンや記述模試)がとても不安でした。自己分析ができていたので、阪大は落ちるなと察知し、神大に出願しました。私には一年間浪人して成長できる自信がありませんでした。実際、神大に合格して満足しています。



慶応大学学門C(理工・情報学部系)


 合格しようという意思はあまりなく、国公立大学受験の準備として受験しました。私立大学でも阪大や神大よりレベルが低くなるのは嫌だというプライドがあり、慶応大学を受験しました。他の関西圏の同志社大学などは受けませんでした。



受験勉強生活を振り返って

 1、2年で勉強していなかったツケが全て回ってきた受験勉強でした…。しかしそこからできなかった問題が解けるようになるのは楽しかったです。仕事のように毎日のタスクをやらなければという意識で、楽しくも苦しくもなく異常なほどがんばっていたと思います。今振り返ると怖いですね…。もうできません。



 



なぜ工学部情報知能学科を選択したのか

 高校3年になっても変わらずゲーム制作に興味があったので、関連した学部学科を志望したという形です。ゲームのプログラミングがメインで学べるのは情報知能学科だと調べていく内に分かり、塾の先生も「君のやりたいことは情報知能学科の方が(電気電子学科よりも)近いよ」と教えてくれました。



情報知能工学科の学びの流れ

1回生

 

 大学数学、言語科目、教養科目、基礎的なプログラミング


2回生

 

 大学数学、プログラミング、信号解析、制御工学


3回生

 

 応用的なプログラミング、研究室(後期から)



学部で学べること

 プログラミングがまず学べます。簡単に言うと機械の外側ではなく、内側に関することを学べる学科です。つまり機械のソフトウェア、脳みそ的なことを学びます。電気電子学科だと回路系でハードウェアに寄っています。


 また、理系学生として知っておくべき数学についても学びます。正直、大学では好きなことを集中して受講できるものだと思っていました。



受講していて面白かった講義

データプログラミング演習

 

 始めてプログラミングに挑戦したのでとても印象的でした。講師の先生がついてくれています。


 

線形代数

 

 意外なところでも線形代数の考え方が使われていて驚いたのを記憶しています。友達にそのことを言っても全く分かってもらえません。



最も力を入れて勉強していること

プログラミング


 独力でどこまでできるか、教授の答えを見てもそこからもっといいのができないかと考える。しかしやっぱり難しいです。オンライン授業になって気軽に質問できたTAがいなくて、家で独りでプログラミングするのはきついです。トライアンドエラーを繰り返しながら取り組んでいます。



学部のオススメポイント

 ゲーム系に関わることができるのはやはり楽しいと思います。学部のイメージ的にアニメ好き、変人がたくさんいるのかなと思っていましたが、意外と普通の人が多くて、話が通じるので安心しました。



大学生活でよく行く場所

ヒキュウ

 

 JR六甲道駅の近くにあるラーメン屋で、つけ麺が激うまです!



六甲台第一キャンパス図書館(社会科学図書館)

 

 内装がかっこよくてお気に入りです。私の学部のキャンパスが六甲台第一キャンパスではないのにわざわざ登って行っていました。家で勉強できないので、図書館でよく勉強しています。


アルバイト

居酒屋スタッフ

 

 想像以上にしんどくてすぐやめましたた。部活行ってたので体力あるやろと思い始めたのですが続きませんでした。でもいい経験でした。居酒屋に行ったときに店員さんの大変さが分かります。



塾講師

 

 コロナの影響で帰省した時にお金がないのでやっていました。



家庭教師


 中学3年で結構成績がギリギリの子に基礎を中心に教えています。中学時代の先生にアドバイスを聞きながら、頑張っています。平日2時間、日曜4時間、時給2,500円で、めちゃめちゃ稼げるのでもう飲食業に戻れません。しかし担当している生徒の受験が終わったら、僕の役目も終わるので、次のバイトを探さなければなりません。



サークル活動

テニスサークル


 バトミントンの方が楽しくてすぐやめました。



バトミントンサークル(2つ)


 圧倒的に楽しいです。仲間にも恵まれて、時間に緩い感じで、楽しいです。2つ入っている内の1つが2回生で終わってしまうと知り、それでは寂しいので2つのサークルに加入しました。体育館を借りてコロナ禍でも活動しています。大学のテストをなめていて、とりあえず授業に出ていたら大丈夫と思い、ろくにテスト勉強もせず一年生の頃はよくサークルに顔を出していました。今はテスト週間になると勉強に重きを置いています。



大学生になって変わったこと

 1人暮らしを始め、自炊するのが大変ですができるだけするようにしています。また、外に出て遊ぶようになりました。具体的には国内・海外旅行、ユニバなどのテーマパークに行ったりしています。初海外で台湾に行ったのがとても充実した経験でした。



特に頑張っていること

 ぼんやりと大学生活を過ごしててきたのですが、友達がインターンや資格勉強を始めて、自分も外部試験のことをやろうと英語の勉強を改めてしています。スマブラや、シャドウバース、アマングアスをやっていたのですが、むしろゲームをやりすぎて飽きてきました。



将来に向けて

 TOEICかTOEFLで高得点を取れるようにしたいです。色々な仕事があることを大学で知ったので、興味のある仕事が増えました。ゲーム会社だけに的を絞らないようにしています。大学卒業後は院になんとなく行こうと考えています。しかし明確な理由がないため、まだ悩んでいます。



学部全体の進路傾向

 システムエンジニアになる人が多いと思います。システムエンジニアといってもずっとパソコンと向き合っている訳ではなく、チームミーティングを重ねながら仕事をするらしいです。

 

 在学中に情報処理技術者資格を取る人が多いです。(必須ではない)講義で勉強した内容が出てくるので、勉強した内容を資格という形で残すという考えだと思います。

 

 そんなに研究者に進む人は多くないです。



 


高校生の皆さんに伝えたいこと

志望校決めに関するアドバイス


 特に現在通っている神大工学部では情報知能学科と電気電子学科の違いが調べても分からなかったです。しかし、実際に入ってみたら全然違うと分かりました。


 ネットの情報だけでは分かりづらいから、人に聞いたりして、もっと違いについて調べておくべきでした。あまり工学系方面に詳しくないから、ネット情報だけでは判別できませんでした。私一人だけの力では分からなかったので、もっとしっかり調べる必要があると思います。



受験勉強に関するアドバイス


 自分の立ち位置・レベルがわからないから、井の中の蛙にならず、模試の成績を見て全国のレベルを知るようにした方がよいと思います。1年、2年で自身のレベルがわからないから勉強に身が入らず、それに気づかないまま受験期ギリギリになって焦ることになるでしょう。私もそうでした。周りの方(島外)がレベル高いと思って頑張らないといけないです。





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