キーワード
#私立中高一貫 #ラジオ好き #地理の天才 #家庭教師先募集中 #医学部
内容項目
プロフィール
出身高校
私立慶進高校(山口県宇部市)理系
→上位は医学部や旧帝大に、中位は地方国立大に行く人が多いです。
部活
陸上部(週5回) 2年6月頃に引退
家族構成
2つ下の妹
勉強に関するエピソード
全国模試で地理は山口県1位の成績を取り続けた。1回だけ記述で3位を取った。
高校時代のエピソード
ラジオと音楽をずっと聴いていた。それがライフワークだった。
例えば、スクールオブロック、NHKのラジオドラマ(青春アドベンチャー)、有吉弘行の番組。
高校時代の夢
でかいマイホームを建てて幸せな家庭を築くこと。
高校時代最も頑張ったこと
部活やってた時は競歩を頑張っていました。先生とともに競歩を学びました。
文理選択
中学3年生のときは文系の道に興味があったのですが、国語が苦手で理系科目が得意なのでその選択に悩みました。地理も好きでしたが、将来の仕事のことを考え、妥協して理系を選びました。
志望校決め
理系に決めたのですが、当時は特にやりたいことがなかったです。そんなときに母親から医学部か東京大学を目指すのがいいのではと言われました。その選択肢だと、東京大学は何となく無理だと思い、医学部を目指すことに高校1年生で決めました。
また、父親には博多で開催されていた大学説明会に連れていかれました。そのときに気になった大学のパンフレットを持って帰って家で読んで、それから志望校を決めていきました。パンフレットは大事です。もともと西日本の大学がいいなと考えていて、5・6大学に興味がありました。その中でパンフレットを見ながら、地震が起きたときに被害が少なそうなところ、新幹線が通っているところ、海があるところが良くて、高校2年生で神戸大学医学部を目指すことに決めました。
オープンキャンパスにも行っていました。高校1年の時に学校からの課題でオープンキャンパスに参加するようにと言われたので、とりあえず九州大学理学部物理学科に行きました。しかし物理学科は違うなと感じました。2年生になると、既に医学部と決めていたので岡山大学と神戸大学の医学部に参加し、受験方法とかをしっかり聞きました。3年生の時は地元の山口大学医学部のオープンキャンパスに友達と参加しました。
いま振り返ると、高校一年生の時点でやりたいことがなかったので母親に選択肢を提示されたことや、父親に大学説明会に連れて行ってもらったことは良かったと感じています。
高校1・2年の時の勉強時間
平日:2-3時間(自分で勉強したり、学校の宿題したり)
陸上部の練習で疲れたら0時間、部活引退後は4・5時間していました
休日:平日と同じか少し多いか
塾:行ってない
高校1・2年を振り返って
「やってよかったこと」
数学を授業ごとに復習した
練習問題を4STEPで復習して定着した(数学)
理科をしっかりやった →やらなければ理科が終わらないと思う
新聞を読んでいた
「やらなければよかったこと」
スマホのクソゲー
3年生から塾に
高校3年生になり鷗州塾に通い始めました。理由は以下の3つです。
3年生から特待生制度があったから
英語という弱点を補強したかったから
友達が多く通っており、彼らの成績が上がっていたから
しかし、週一でしか英語の授業を受けに行ってなかったです。自習室は一切使っていないです。
鷗州塾に入る前に、河合塾の春期講習に参加しましたが、私には合いませんでした。幻滅しました。
高校3年生の時の年間勉強スケジュール
高校3年生の1年間は以下の通りに過ごしていました。
模試の成績推移
1年生:D判定
2,3年生:C判定
センターリサーチ:B判定
各教科の勉強方法
英語
「基礎固め」
単語帳はキクタンを使っていました。高3はちゃんと覚えてるか月1回確認のために結構時間を使って取り組んでいました。
文法書はスクランブルを長期休みに使っていました。ほぼ全部覚えるくらい取り組みました。
長文対策「rise構文解釈2」
「センター対策」
特に何も
「二次・私大対策」
高3の初めに「世界一わかりやすい神戸大の英語合格講座」をしました。傾向をつかみました。長文は数読むのが大事です。
9月から神大模試の過去問と大学過去問15年で計35年分くらい取り組みました。それを学校の先生に添削してもらいました。添削してもらうのも大事です。
数学
「基礎固め」
授業の練習問題と4STEP
テスト前の4STEP
「センター対策」
特に何も
「二次・私大対策」
青チャートⅠAⅡB
理系数学プラチカ
数ⅢはクリアⅢを使って勉強しました。程よい難度の問題をやるのが吉です。
高2で数ⅠAⅡBに取り組んだので高3は数Ⅲに集中しました。過去問は神大、広大、北大の過去問計45年分こなしました。
国語(現代文・古文・漢文)
「基礎固め」
古文は助動詞が大事です。理系でもやった方が良いと思います。
漢文は駿台サテネットで読み方を学びました。主語述語、句形を抑えることを大切にしました。
「センター対策」
黒本を12月の真ん中から毎日1年分。30回分は直前期に取り組みました。
化学
「基礎固め」
理論は暗記をしたうえで新演習を二周解いたらいつのまにかできていたという感じです。それまでに学校の課題やテスト勉強とかはしていました。
有機無機はすごく苦手でした。そのため高3前の春休みに自分で学校の授業で配られたプリントで習ったことを書き写し、編集して、赤シートに対応させたオリジナルノートを作りました。それから25周はしました。暗記をしてパズルのようにその知識を使っていきます。25周するころには得意になっていました。
「センター対策」
学校で過去問を解く
「二次・私大対策」
過去問と模試の過去問。すぐに終わるから他の大学の過去問も解いて、学校の先生に添削してもらっていました。
物理
「基礎固め」
まずは公式を覚えること。
参考書は使っていなくて、問題集選びをしっかりしました。基礎問題精講か標準問題精講かでは難易度差が激しいです。私は重要問題集とリードαに取り組みました。ちょうどいい難易度の問題集を見つけるのが良いです。
「センター対策」
かじるくらい
「二次・私大対策」
過去問と模試の過去問
神大の物理は特殊で記述が多いです。添削は学校の先生にしてもらっていました。神大行くなら添削してもらうのは大事です。広大と九大の過去問も少し取り組みました。
東大・京大・阪大は微積が必要で別格に難しいので触れないようにしていました。電磁気が難しいから授業から復習をちゃんとした方が良いと思います。
地理
「基礎固め」
学校の授業
「センター対策」
「地理Bの点数が面白いほどとれる本」がわかりやすかったので、知識習得のために全体的に3周読みました。
得意科目だったので他に何の勉強もしたくないときに取り組んでしました。
「ポイント」
問題を解くうえで宗教・気候・大地形(どこにどんな地形があるか)を総合的にちゃんと覚えていれば、大体の問題は解くことができるので、その3つを覚えることが大事です。常識的なことを知らないのにセンター地理の勉強をしても意味が無いので、ちゃんと知識をつけてからやった方が良いです。
私は演習を学校の授業でしかしていませんでした。演習より覚えることが大事だと思っていたからです。また、模試の復習はちゃんとした方が良いです。差が付くポイントだと思います。
勉強計画の立て方
一気に決めていました。物理・化学・数学は問題集単位で予定を立て、ローテーションしてやっていました。集中して早く終わらせようって意識になっていました。しかし、長期目標は特に立てていなくて、決めたことが終わったら次これをやるという感じでした。
学校で宿題終わらせて、家に帰ってから自分の勉強をするというスタイルで、その方が自分の勉強が身に入ると思い、取り組んでいました。
センター本番とその後
C判定でも出すって決めていました。実際はB判定だったので出願しました。後期は山口大に出願しました。無事現役で神戸大学医学部医学科に合格しました。
一方、私立大学には受験しませんでした。受験しても行くつもりがなかったので、お金と時間がムダだと思ったためです。あと小論文が嫌いで小論文がいらない私立は少なかったという理由もあります。
受験勉強生活を振り返って
振り返ってみると受験勉強は好きだったし、楽しかったです。特に受験という1つのことに本気で取り組めたことがよかったと思っています。また、高校のみんなで受験という同じ目標に向かって一緒に頑張るのもよかったと感じています。受験勉強は制限されることがたくさんあるけど、全てが自由もつまらないので何かに制約されてる生活が好きなのかもと思いました。同じ女の子に何回も告白して成功せずに終わった黒歴史もいい思い出です。
高3の4月からセンター模試で9割を取れるようになって親に怒られることがなくなり、そこは自由を感じていました。ラジオや音楽を聴きながら勉強する日々で、むしろ聞くために勉強していたと言えます。(合法的理由)
学校では友達同士で成績や志望校をオープンにしゃべったり、成績表を見せ合ったりする習慣があり、いい成績が見せたくてそれがモチベーションになっていました。勉強にストレスがなくできて楽しくしていました。なので学校の昼休みは勉強せずに思い切り遊んでいました。10人くらいで遊んでいたので周りのクラスメイトから引かれていました。
しかし、授業は絶対に寝ずに受けていました!学校の先生によくテストの添削をしてもらったり、教えてもらったりしていたのを思い出します。とにかく勉強のプロだと思っていたので頼っていました。学校の先生をいかに頼れるかが受験生活の1つのポイントだと思います。
学校が放課後自習しやすい環境だったので毎日していました。16時に授業が終わり、そこから19時まで勉強していました。その途中18時に学校の屋上に上って夕陽を眺めるというルーティンがありました。そこから家に帰り、ご飯やテレビをみて、21時から寝るまでまた勉強するというサイクルでした。勉強時間を2回に分けることでメリハリをつけることができました。
2月上旬に神戸のAO入試に落ちて、ギアが上がったのを覚えています。1日最低でも10時間勉強し、8時間は寝るという生活を送っていました。ずっと1時2時に寝るという夜型生活でしたが、11月ごろに朝型に切り替えようと思い、23時に寝るようにはしていました。しかし起きる時間は変わらず、朝型転換に失敗しましたが、睡眠時間が伸びたことは良かったです。
医学部を選んだ理由
医学部は就職が安定してると思います。いまのコロナとかで景気悪くなっても就職に心配がないです。父親が医者でしたが、継げとは言われていなかったです。特にやりたいことがなく、母親に医学部か東大に行けと言われ、東大が嫌だったので医学部ということです。
医学部のギャップ
「よかったこと」
今のところ思ったより忙しくない(神戸大学に限ってはそう)
バイトするくらいにはスケジュールに余裕ある。長期休みもある程度存在する。
旅行にも普通に行くことできる
「悪かったこと」
わりと民度が低い。酒の席でも。秀才の集まりのはずなのに私文とそんなに変わらない…。
性的部分の勉強しても興奮しない
すごい閉鎖的で学年全員名前と顔わかる
医学部だからと言ってモテるわけではない。モテるやつがモテる。
受講してて面白い講義
解剖学
体の構造を理解する学問です。一言で表すとユニークで、動物で慣れてからとかではなくいきなり人体を解剖します。いろいろある実習の中で面白いです。
解剖してみて興味深かった部位は、3位:目 2位:脊椎 1位:手、でした。手は腱を引っ張ったら指が動くという仕組みがはっきりとわかるので面白いです。
法医学
異常死体を全般的に扱い、勉強する学問です。普通の医学とは全然違います。包丁の刺し傷を一つとっても、首絞め痕一つとっても全く同じものはなく、色んな種類があって勉強しがいがあります。ゴルフのドライバーで殴られた死体を勉強するとドライバーの威力の凄さを実感します。
大学での勉強に関する流れ
1年生
他の学部と同じように一般教養
2年生
基礎医学…免疫のシステムなど体の仕組み、体の正常を見る
3年生
前半基礎医学、後半臨床医学…みんなが想像する医学で体の異常を見る
4年生
前半臨床医学、後半CBTや OSCEに向けての勉強
年明けからポリクリ…大学病院の全部の科を1科1~2週間くらいで回る。いわば実習みたいなもの
5年生
ポリクリ…年明けから外病院で実習。好きにスケジューリングして実習する。
6年生
外病院実習、国試に向けての勉強
そして、卒業後の2年間で初期研修を行い、どこの病院の何科に行くか決める
一番勉強している内容
CBT(実習に出る前に医学をしっかり学んでいるか確認のテスト)の勉強
普段の大学のテスト勉強がCBT対策となります。4年9月にテストがあるので4年5月くらいから過去問解きはじめます。合格するのは当たり前で大学の学年内順位が大切で、マウントの取り合いになるでしょう。神大はみんな点数取ってくるのでいい点数とらないと社会的死が待っているのです。
*ちなみに他の学部生が3・4年生になったらみんな入る研究室は医学部にもありますが、医学部の場合は入りたい人が入るところです。科に行ったり基礎研究したりやりたいことは何でもできます。
医学部について
閉鎖的でみんな基本的には医学部同士で関わる学部です。部活も医学部単体で存在し、結構みんな部活に力いれているし、部活内での関係が深いです。
お金持ちが多いです。特に女子はえぐいですね。ブランド品がすごいです。海外旅行にめっちゃ行っているみたいです。
暗記が得意な人は大学入ってから有利です。入ってからは理系学部っぽくないという特徴もあります。
医学に携わりたいと思う人やサイコパスにお勧めです。血が無理な人も意外といけます。
暮らし
地元が山口だから下宿しています。1人暮らしをしたかったので、1人暮らしができる距離の大学で選んだ部分もあります。最寄り駅は高速神戸駅や地下鉄大倉山駅で、大学の近くに住んでいます。大学から歩ける距離ベースでないと大学行ってないです。家賃と携帯代は親持ちで、水道光熱費と生活費は仕送り5万+バイト代で賄っています。
よく行く場所・お気に入りスポット
コロナ前だと授業終わりからバイトまでの間に部室に入り浸ってました。
また、Umieでバイトをしていて、バイト以外でも社割があるのでよく行っています。
アルバイト
イベントスタッフ
具体的に甲子園での阪神戦、ノエビアスタジアムでのヴィッセル神戸戦で働きました。観戦席に入るときにチケット確認の係をしたり、ラッキーセブンで散らばった風船をフィールドに入って回収したりしていました。フィールドに入れたのは良かったです。ですが人を駒として見ている感じがして辞めました。
Umieの観覧車
3年くらい続けています。チケット確認や扉の開け閉めを担当しています。とにかくホワイトだから続けられています。シフトが自由ですが時給は低いです。楽にできます。友達も結構できましたし、長く続けているとスタッフとしてのプライドやプロ意識が芽生えてきました。人に教えるのが好きで、後輩のバイト教育するのが楽しいです。
家庭教師
コネがないと生徒がいない、そして生徒がいないからできないです。淡路島の生徒大募集中!
時給2500~から要相談 オンラインで可 otakobecity@gmail.comまで
駿台で個別指導
時給はよかったです。しかし、生徒が少なかったです。生徒の数と教師の数のバランスが成り立っていなかったです。ちょっとだけ勤めてもうやっていません。
部活
医学部競技スキー部に所属しており、現在キャプテンを務めています。もともとレジャーでスキーやっていて、ちゃんと競技としてやってみたかったので入部しました。今はアルペン競技をしている部員しかいないです。
シーズン以外は活動が週1で楽です。夏などはランニングとか基礎固めをしています。シーズンの冬は長期休みにある程度の期間にまとめて長野にスキー合宿をしに行きます。西医体という大きな大会が冬にあり、その前に1~2週間合宿してからそのまま大会に出場します。大会ではタイムを競います。
同期が5人だったので消去法でキャプテンになりました。普段の練習日程や練習メニューを決めたり、新歓祭の準備をしたりしています。自分の成長につながったと思うので、キャプテンしてよかったと思います。
大学生活における自分史
1年前期
部活に入部。
バイト初めて、お金の変な使い方してた。
ユニバの年パス買ったり、変化が多かった。
1年後期
車校に入校。
アマプラでドラマ死ぬほど見ていた。24シリーズがめちゃくちゃ面白かった。
本格的にツイッター始めた。
2年前期
バイトで貯まったお金で旅行に。
神戸から山口までチャリで帰った。
任天堂スイッチを購入。
バイトの人と仲良くなり人脈が広がった。
2年後期
夏休みにいっぱい旅行に行った。
3年前期
Apexのゲーム実況などYouTubeを見始めた。
バイトでベテランになり責任感を感じている。
部活のキャプテンになり気苦労が多い。
3年後期
PS4を購入。
大学生になって変わったこと
時間に対する意識の変化
授業が何時でバイトが何時で、というスケジュール管理をするようになりました。また、この時間は暇だから何しようとかを考えるようになりました。
友達の減少
高校とは違う点。コミュニケーションをとる範囲が減りました。
将来に向けての活動
大学の勉強。
医者になったときのための人脈づくり。いつもではないですが、人脈を意識して動いています。人脈は大事です。
接客の仕事。医者になってしまうと患者さんに対して先生扱いされ、上からの対応になってしまうと思います。なので、学生のうちに下からお客さんに対応する経験をしています。
学部全体の傾向
基本的にみんな医師国家資格を取ります。神戸大学だと医者以外になる人はいないです。東京大学くらいになると医者にならない人とかもいます。河野玄人さんとかそうです。
高校生の皆さんに伝えたいこと
志望校決めに関するアドバイス
一旦高い目標(D判定くらいのところ)を設定した方が良いと思います。まあ受かるだろうというところに決めるとそこで成長が止まってしまうでしょう。
また、医学部を目指すなら早い方がいいです。病院見学企画もあるから見に行った方がいいと思います。私の場合は高校2年生の夏休み明けに、部活動を引退したことがきっかけで志望校や受験勉強について考え始めました。
受験勉強に関するアドバイス
勉強に対するプライドをもつ。好きな教科に対するプライドがあったのが良かったです
趣味を持つ。テレビラジオが趣味でよかったです。勉強する理由になるし高校生っぽいかと
高校生はまだ思春期で変なプライドあるけど大人のいうことは聞く。
素直になる。
何か挑戦することがださいって風潮は捨てた方が良い。
先生と信頼関係築いてお世話になる。
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