2021年3月8日、淡路ハイウェイオアシスで正社員として働く小原さんにインタビューを行いました。
「いかに自分で仕事を楽しむかを大事にしたい」
“底抜けに明るい職場”と自身の仕事について語る小原さんは、島外のいろいろな人たちと関われることはもちろん、何より職場の人が好きで、その人たちと関われるのが楽しいと話します。
（写真は小原さん）
内容項目淡路島について淡路島の一番の魅力は、自然だと思います。通勤の際に西海岸の夕日を眺めることができるのですが、私にとっては日常的なことだったので普通のことだと思っていましたでしたが、オアシスでお客様との会話で素晴らしいことなのだと気づかせてもらえました。
また、友達と気軽に近所の海に集まって、ゆっくりとしゃべったりすることができるのも淡路島ならではのことかなと思います。
淡路ハイウェイオアシスについて私は淡路ハイウェイオアシスの1階飲食フロアで働いています。1階飲食フロアで働く社員は合計で5人おり、男性2名、女性3名の割合です。社員は20代が多いですが、パートさんは淡路ハイウェイオアシスができた当初からいらっしゃる方がおられたりと、ベテランの方が多いです。また、アルバイトさんは基本的に主婦の女性が多く、最近は学生の方も増えました。
1階飲食フロアは、底抜けに明るい職場です。私は他の職場を経験したことはないですが、どこの職場よりも仲が良いのではないかと思います。本当に世代関係なく、友達や家族のように何でも話せる仲ですね。
小原さんご自身について高校生時代について
県立淡路高校に通っていました。総合学科だったので、1年生は普通に学校で決められた時間割の授業を受けていましたが、2年生からは自分で好きな科目を選べるカリキュラムでした。私は農業を選択し、１週間の大半は実習で田植えやイチゴの栽培などしていました。他にはジャムやクッキーづくりといった食品加工の勉強もしていました。
休日は高校3年間、地元の旅館でアルバイトをしていました。３つ上の姉も高校生のときにアルバイトをしていて、中学生のころから高校生になったらアルバイトをしてお金を貯めて、そのお金を趣味に使いたいと考えていました。アルバイト内容は、お布団を敷いたり、料理の盛り付けをしたりなど、旅館でする業務は大体していました。アルバイトがない日は、貯めたお金で同じ趣味を持つ友達と遊んでいました。
高校卒業後の進路について
高校1年生の時はなんとなく美容の分野に興味があったので、専門学校に進んで美容の勉強をしたいと考えていました。しかし、当時していたアルバイトの経験から、高校卒業後は勉強するのではなく、すぐに働いてお金を稼ぎたいと思うようになりました。
また、働き先が淡路島内だと実家から通うことができ、実家暮らしだとお金が貯まりやすいし、一人暮らしをするよりも楽かなと思い、卒業後は淡路島で働くことを考えました。
就職活動について
就職活動の流れは、学校にくる求人広告をみて興味があるところには職場見学に行き、学校の先生に志望届を提出し、履歴書を書き会社の面接を受けて、就職をするというものでした。学校の授業で履歴書の書き方を学んだり、面接の練習をしました。
私は、第一志望が淡路ハイウェイオアシスでした。もともと接客業は苦手意識があったのですが、旅館のアルバイト経験から接客業に興味を次第に持つようになりました。そんな時、たまたまテレビを見ていると淡路島特集が放送されており、淡路ハイウェイオアシスが取り上げられていました。その時映っていた店員さんが楽しそうに働いており、その姿に憧れを抱いていると、求人募集の中に淡路ハイウェイオアシスがあり、職場見学に行きました。実際に働く店員さんをみてやはり楽しそうだったので、ここで働きたいと思い、志望届を提出し、無事就職することができました。
（写真は小原さん）
淡路ハイウェイオアシスで働くことについて仕事内容
主な仕事内容は、フードコートのキッチンで調理作業や仕込みをしたり、食料の発注などの事務作業をしています。また他のところにヘルプしに行けるように応援体制を整えており、同じ1階のカフェや館外のパスタ屋に行って、皿洗いやホールをすることもあります。
勤務はシフト制で、半月に1回店長にシフトを提出しています。公休は月に9日あります。
お昼時はやはり忙しく、フードコートは開店するとゆっくりとした仕込み時間が取れないし、従業員の休憩時間もちゃんと回さないといけないので、バタバタになることが多いです。また繁忙期は、フードコートが落ち着いても他にへルプに行ったりしてずっと走っている気がします。忙しい時の方が従業員はハイになって元気になるので楽しいですが、家に帰ると疲れが一気に出ますね。
やりがい
淡路ハイウェイオアシスで働いていると、島外のいろんな人々と関わることができるという楽しさがあります。お客様との「淡路島いいとこやね」や「淡路島のどこどこ行ってきたんよ」っていう何気ない会話がすごく楽しくて、やっててよかったなと感じます。
また、私は一度も仕事を辞めたいと思ったことがないです。今の仕事が楽しいですし、なんと言っても職場の人が好きで、その人たちと関われるのが楽しいです。これからも職場内の関係性を大事にしていきたいと思っています。
上司の岩鼻課長について
私が淡路ハイウェイオアシスにきて初めての上司の方で、最初にお会いした時はとても緊張しましたが、地元が一緒ということもあってすごくよくしていただきました。すごく気さくな方です。
決断力がすごくて、私が仕事のことで悩んで岩鼻課長に相談をすると、いつも的確なアドバイスをしてくださります。また、遊び心も持っていらっしゃって、休日にいろんなところへ連れて行ってくださり、課長の下で働くのが楽しいです。尊敬でしかないです。ずっと一緒に働きたいと思います。
休日について
友達とバスや電車を使って、大阪や神戸に買い物や遊びに行くことが多いです。また、淡路島では多賀の浜という海辺に友達と集まってゆっくりした時間を過ごしたりもします。
将来について
もっとたくさんの人に淡路ハイウェイオアシスのことを知って欲しいと思います。そのためにも日々の仕事でお客様に話しかけていただいた際は丁寧にお答えしたいですし、積極的にオアシスのことをアピールしてきたいです。
（写真は左から小原さん、大下さん、河村、森）
これから社会に出ていく高校生の皆さんへ社会人になって働くということはしんどいというイメージが付きがちですが、自分がちゃんとその仕事を楽しもうと思えたら楽しめるものだと私は思いますし、実際に働いてみたらしんどいことだけではなくて楽しいこともあるということを知ってもらいたいです。
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